アンティークカメラ ギャラリー
1909年
No.3A フォールディングポケットコダック モデル C
(No.3A FOLDING POCKET KODAK MODEL C)
コダック (KODAK)
アメリカ
レンズ ラピッドレクティリナー
現在発売中のブローニー120フィルムより大きな122フィルムを使う
№3Aフォールディングポケットコダック モデルC(1909年)。
約100年近く前の写真機でフィルムはすでに製造中止ですが、120フィルムを工夫すればカメラを加工することなく撮影が可能です。写してみると味のある描写にびっくり、これで作品づくりというのがひそかな楽しみ。
1912年
ゲルツ アンシュツ(GOERZ ANSCHUTZ)
C.P.ゲルツ
ドイツ
レンズ カールツァイス テッサー180mm
1926年カール・ツァイス財団がエルネマン、コンテッサ・ネッテル、イカ、ゲルツ、アンシュタルト光学ゲルツ、ハーン光学を吸収してツァイス・イコン社を設立。
1920年
COCARETTE
CONTESSA NETTEL
ドイツ
レンズ CONASTIGMAT 10.5cm f 6.3
COCARETTE 1920年発売。シャッターとレンズの組み合わせで、たくさんのバリエーションがあります。
シュツットガルトのコンテッサ・ネッテル製。コンテッサ・ネッテルは有名な大合同で、1926年にツアイスイコンとなりました。
現在発売中のブローニーフイルムがそのまま使用できます。
1927年
1927年
IDEAL 111
イカ (ICA)
ドイツ
レンズ カール・ツァイス テッサー12cm f 4.5
1926年カール・ツァイス財団がエルネマン、コンテッサ・ネッテル、イカ、ゲルツ、アンシュタルト光学ゲルツ、ハーン光学を吸収してツァイス・イコン社を設立。
1930年
木製組立暗箱
木製ボディーに蛇腹が付いており、折り畳むと薄い平形になり軽量コンパクト。使用するときにはこれにレンズ、シャッター、三脚を取り付けて使用するものであり、主に営業写真館の出張撮影の時などに使用した。
湿板の弱点を克服するために登場したのが乾板で1871年にリチャード・リーチ・マドックスが発明しました。
1935年
ライカⅢa (LEICA Ⅲa)
エルンスト・ライツ (Ernst Leitz)
ドイツ
レンズ ズマール 50mm f 2
ビドム(VIDOM) VIOOH 付
1933年ドイツ・ヒトラー内閣成立
1935年スローシャッターと最高速1000分の1秒シャッター付ライカⅢa発売
1937年
ミノルタフレックス 1
千代田光学 (CHIYODA OPTICAL)
日本
プロマーニッポン 75mm f 3.5
1948年
ライカⅢc (LEICA Ⅲc)
エルンスト・ライツ (Ernst Leitz)
ドイツ
レンズ ズミタール 50mm f 2
第二次世界大戦の波をかぶったⅢC
ⅢC 1940年 バルナック型ライカの完成品
これまでの板金加工のボディーからダイキャストボディーを採用。
誕生した1940年はドイツ軍によるポーランド侵攻によって第二次世界大戦に突入。
軍用仕様も多く「ルフトワッフェン」(空軍仕様)は有名。
ⅢC Post War 1945 ウェッツラーが米軍に占領された1945年からの生産で戦中型と細部が異なる。
1949年
SYNCHRO BOX
アグファ
ドイツ
1950年
コンテッサ35 (CONTESSA 35)
ツァイスイコン (ZEISS IKON) ドイツ
レンズ テッサー 45mm f2.8
コンテッサ(伯爵夫人)という名にふさわしいスタイルをしたこのカメラは、1950年代を代表する蛇腹式カメラです。
高級メカの詰ったコンパクトなカメラです。レンズはテッサー45mm/f2.8。このカメラの特徴は距離計が独特のタイプで、レンズ最前部にツノ状に出た仕掛けの付いたレンズ窓を通して、レンズ前玉を廻しながら距離を合わせます。
シャッターは当時世界最高のコンパーシャッターを備え、ツァイス・イコン社お得意のドレイカイル方式距離計を内蔵、そして当時普及し始めたばかりのセレン光電式の内蔵露出計を装備。今でも露出計は働いています。このクラストップレベルの性能と品質を持ったカメラです。
カール・ツァイス社テッサー45mmF2.8レンズはすばらしい描写性能です。暗部のディテールの再現に優れ、しかもシャープ。このレンズの描写力は現在でも実に魅力的です。
1952年
ライカⅢf (LEICA Ⅲf) レッドシンクロ
エルンスト・ライツ (Ernst Leitz)
ドイツ
レンズ ズミタール 50mm f 2
戦後いち早く復興した西ドイツのカメラ産業は世界をリードしていた。中でもライツは戦前、戦中に生産されていたライカIIIcを戦後まもなく市場に送り出し、1950年にバルナック型ライカの総決算ともいうべき傑作ライカIIIfを生み出した。
1954年
ヴィテッサ L (VITTESA L)
フォクトレンダー (VOIGTLANDER)
ドイツ
レンズ ウルトロン 50mm f2
1955年
オリンパスフレックス(OLYMPUS FLEX)
オリンパス光学工業
日本
ズイコー 75mm f 3.5
1965年
ライカM 2 (LEICA M 2)
エルンスト・ライツ (Ernst Leitz)
ドイツ
レンズ ズミクロン50ミリ f 2
LEICA M2
M3の普及機という位置付けで登場したのがM2であり、35mmのファインダーを装備した初めてのライカ。
しかしM2はフラッグシップ機のM3を抑えて、後々まで続くM型ライカに継承されていく。
ブライト・フレーム表示 35・50・90mm
M2にフィルム装填を早くする、ラピッド・ローディング・スプールを装着すると非常に使い勝手が向上します。
Sumicron-M 50mm f2
解像力とやさしい描写がすばらしい、ライカを代表するレンズ。